2006年11月16日

近頃の眼鏡って凄い

眼鏡のレンズを新調した。
度が合わなくなって来たわけではないが、細かなキズが目立って来たので、レンズだけを新しいのに変えてみたのだ。

眼鏡屋のカウンターで「どれにしましょうか」とカタログを拡げられて、固まる私。
眼鏡のレンズって、こんなに種類があったっけ・・・。
かれこれ四半世紀ほども眼鏡の世話になっている私であるが、どのレンズにしようかと悩んだ記憶は無いのだ。
いつの間にやら、眼鏡業界は長足の進歩を遂げていたらしい。

見慣れない言葉をカタログに見つけた。
「両面非球面レンズ」
とくと説明を聞く。分かったような、分からないような。とにかく何だか凄いらしい。
毎日毎日世話になるものだし、新しい物好きでもあるので、それに決める。

両面非球面レンズは高い。
今使っている眼鏡を作ったとき、全部あわせて3万いくらかだった記憶がある。
今回はフレームをそのままにレンズだけ新しくするので、2万か2万5千円くらいだろうと、漠然と思っていた。
蓋を開ければ、レンズだけで3万5千円である。高い。びっくりした。

納期に一週間ほど掛かると言う。
なんでも、出来たレンズをフレームの形に切るのではなく、フレームの形に合わせて一から設計するのだと言う。だから、フレームの隅でも歪むこと無く良好な視界が得られるのだとか。

先日やっと出来上がり、今は3万5千円のレンズで暮らしている。

表面非球面レンズの凄いところ。まず何といっても、薄い。
今までだって(当時の技術では)相当薄くしたレンズを使っていたのだが、今回は、同じ度数で気分的には半分くらいの薄さだ。
薄いということは、軽いということである。一日中眼鏡で暮らすものに取って、このメリットは大きい。
薄いということは、明るいということでもある筈だ。そう思うと、今までの眼鏡より少し明るく感じる。これはまあ、(大枚はたいたことによる)気のせいかもしれないし、カスタムデザインによる良好な視界のせいかも知れない。

コーティングの技術も、格段に進歩したようだ。
今までのレンズに比べると、汚れの付き方が全然違うし、汚れを拭き取るのも簡単だ。かなり快適である。
高いだけのことはある。

光の専門家として飯を食っているくせに、身近なところでオプティカルテクノロジーが飛躍的な革新を遂げていたことを全く知らなかった。
そのことだけが、ちょっと悔しい。
posted by 非国民 at 01:33| Comment(1) | TrackBack(0) | 雑念 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この前、岡川に久しぶりに会ったら、頭、薄くなっていた。
Posted by 黒木 at 2006年11月17日 21:57
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック