2006年05月26日

故郷の海

海の近くに住んでいるので、仕事でもないのに無意味に早起きした日などは、出かけて行ってぼおぉと眺めたりしている。
で、今日も眺めて来ました。

海と言っても東京湾の最奥、そんなに詩的な情景ではない。
それでも眺めていると、案外に沢山の鳥たちを目にする。ざっと見渡して数千羽ぐらいはいるだろう。冬だと(寒いので私はあまり行かないが)優に万単位の鳥たちを目にすることが出来る。
あまり詳しくないし、なかなか近くには寄れないので、はっきりとは分からないが、何種類もの鳥たちが好き勝手に群れている。時折、三脚に望遠レンズを構えた人も見かけるから、意外と珍しい鳥も来ているのかもしれない。

ここは三番瀬と呼ばれる干潟で、かつては船でしか近づけない場所だったのだが、埋め立てが進んで陸続きになり、今では車で簡単に行けるようになってしまった。
まあ、そのおかげで私も行けるわけだが。
一部は海浜公園になっていて、週末には潮干狩りの家族連れがいっぱいなのだが、今日のような平日は人影もまばらで静かな海を堪能できる。

これだけの鳥がいるということは、餌になる魚や貝類がそれだけいるということだ。
東京湾もまだ捨てたもんじゃないな。
もっとも、悲しい見方をすれば、東京湾の干潟がほとんど埋められて残っていないので、ここばかりに鳥たちが集まって来ているのかもしれない。

干潟で砂をほじくっているおじさんがいた。
潮干狩りとも違うようなので近寄ってみると、小さい蟹を捕っていた。これを餌にして外房で鯛を釣るのだと言う。蟹なんてそんなにいるのかなあと思ったが、見ていると結構簡単に捕れる。ちっちゃなヤドカリも沢山いた。
まだしっかりと「海」してるようだ。

私には、特に故郷と呼ぶべき場所は無いので、しいて言えば、今住んでいるところが故郷である。だから、故郷の海は、この東京湾だ。
少しでも綺麗なままで残したい。
posted by 非国民 at 13:17| Comment(3) | TrackBack(2) | 生き物あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
海かあ……。

ここ久しく見てないような気がしますなあ。

海のそばの街に住んでいるのに……。
Posted by ゲスト at 2006年05月26日 23:33
ご無沙汰様です。

>しいて言えば、今住んでいるところが故郷である。

何かしら、考えるヒントになりそうないい言葉だと思いました。生まれ育ったところでなくても、現にいる場所は故郷と呼べるものになりうる。生まれた育った国でなくても、現にいる国は祖国になりうる。うむ。

私は海辺で育ったせいか、海に行くと和みます。昔、アルバイトで行った晴海で海を見たとき・・・海のにおいがしないことにショックを受けました。写真撮影で江ノ島に行ったとき、海のにおいじゃなくて、コパトーンのにおいがするのに驚きました。カニがいるところは、ちゃんと海のにおいがしているでしょうか?
Posted by ゲスト at 2006年05月26日 23:45
もぐら似のYさん
東京も本当は港町なんですが、なかなか実感する機会が無いですよね。私も長いこと住んでましたが、東京の海って、ほとんど記憶がありません。
でもまあ、たまには良いもんですよ。

kamakazuさん
お元気でしょうか!
東京湾は時々アオサの腐ったドブの臭いやら、硫化水素っぽいヘドロの臭いがしてて、さすがにこれは違うだろ、って思ったりします。昨日はしっかりと海のにおい、してました。
もっとも、私は今住んでいるところ以外に、海のある街に住んだことが無いので、海のにおいって、実はちゃんとは知らないんですけど。
青森の海はステキですよねえ。野辺地とか、夏泊とか・・・
ホタテ貝、喰いたいなあ。
Posted by 非国民 at 2006年05月27日 06:21
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/129857121

この記事へのトラックバック

Passing Strangers
Excerpt:  月曜日に山口県下関市(旧豊北町)の角島に行ってきた。どうせ行くならなら女性の友
Weblog: Passing Strangers
Tracked: 2006-06-25 03:40

泡瀬干潟に行ってきました
Excerpt: 泡瀬干潟です。沖縄ははじめてですが、ここには必ず行くと決めていました。 干潮の昼頃をめざして干潟に向かいました。 こんなのがたく...
Weblog: ひねもすのたのた
Tracked: 2010-02-20 10:27