2012年06月30日

Penicillium属の繁栄に乾杯

苦手な食べ物は枚挙に暇がなく、香りの強いものは大概食えない。ブルーチーズもその「大概」に含まれていた。

納豆が平気なのにブルーチーズが駄目、な理由は、おそらく単純で、ブルーチーズなる生成物との遭遇が大人になってからの経験だからだろう。私の味蕾は「美味しい/不味い」の判断以前に「コイツは腐ってる」というシグナルを前頭葉に叩き出す。いわば生理的な毒物センサーが「食べ物の範囲外」と知らせるのだ。

何年か前にワインに凝った時期があって、色んなチーズを食べ散らかした。俺はもうパンとチーズとワインだけで生きて行けるんじゃないかと思った程だが(カネが掛かって仕方がないので2ヶ月ほどで止めた)、その時もブルーチーズは駄目だった。

去年あたりからウイスキーに凝り出し、スコットランドのアイラモルトをよく飲むようになって、ブルーチーズに再挑戦。今回は割とイケる。辛口過ぎて意味の分からない正露丸飲料と一緒だと、私の毒物センサーもブルーチーズを拒絶しない。アイラモルトの正露丸成分で<消毒>されているから大丈夫、ということなのだろうか。

ブルーチーズ単体で美味しいと思うところまでは修行が進んでいないのが残念だが、私の前頭葉は「腐っているけど食えなくはない」と判断しているようだ。

今宵はラガヴーリン16年をトワイスアップで。美味なり。ここに青カビ克服。
posted by 非国民 at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 食物、飲物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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