2014年04月19日

健忘の府

閣議決定された「エネルギー基本計画」があまりにも酷過ぎて、笑っている場合ではないんだけど、もう笑うしかない。福島の事故がまるで全く無かったかのような「計画」は、一体どこの国の話をしてるのかとさえ思う。

福島の事故の教訓から真剣に学べば原発の安全性は飛躍的に高まる。それは間違いないと私も思う。その場合にコストはどうなのかと言う話は当然あるけど。しかし今回の「計画」では、事故から何かを学んだとは思えない状態で原発を再開しようとしている。あれほどの大事故、しかもまだ進行中であり、日本人の意識を根底から変えてしまったに違いない事故を忘れ去って、ただ漫然と「以前の状態に戻す」ことに果たして意味があるのだろうか。

現実的に考えれば、もはや日本では新規の原発立地計画は無理なのだから、いずれ原発はゼロにならざるを得ない。安定供給も何も、それを前提にした計画以外にはあり得ないと思うのだが。あるいは、電力供給という話からは少し外れるが、原発以外に殆ど産業がないという町をこの先どうしてくのか、そっちを考えるべきだと思う。
 
posted by 非国民 at 01:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑念 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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