2011年05月13日

デモ今昔

ごたごたしているうちに一週間ほども前の話になってしまったが、「5.7 原発やめろデモ」に行ってきた。参加してきた、と言うべきか。

渋谷という街がどうにも好きじゃないので、仕事以外で渋谷に行くのは本当に久しぶり。仕事帰りに寄ったので途中参加である。表参道からぶらぶら歩いて、適当に出会ったサウンドカーの後を付いて歩く。レゲエのリズムに載せてスタイリッシュなアジ演説ならぬアジラップを繰り広げるのは、私よりはずっと若い女性ラッパーRUMI(帰ってきてから調べて知ったんだけどね)。

途中からの合流で、デモの全体像を把握せぬまま歩いていたのだが、どうやら先頭グループにいたらしい。センター街や駅前の交差点を練り歩いて、NHK前で終わり。些か疲れたので集会はパスして帰宅。

結構楽しかった。以来、仕事関係の知り合いも含めて、いろんな人に「最近のデモは楽しい、あれは行った方が良いよ」と喧伝している。

デモというものに初めて行ったのは高校生の時だった。成田空港、三里塚闘争と言うやつだ。あれは本当に酷かった。マスクとサングラスで顔を隠し、セクトごとのヘルメットを被って、お決まりのシュプレヒコール・・・。そこには、絶望的にイケてない左翼の臭いが充満していた。全然オシャレじゃないし、楽しくないし、こんなことやってて世の中が変わるもんかと心底思ったものだ。そのせいで私はすっかりデモが嫌いになり、ついでに左翼も(というか「活動家」という人種が)嫌いになった。これは今でも変わらない。

それに比べると、いやもう比べること自体が意味をなさないほど、本当にデモというのは楽しくなったなあと、つくづく思う。若い人が多く、やり方も随分とオシャレになった。何よりも、組織に動員されたのではない自発性と自由な空気がある。良い時代になったものだと思う。長生きはするものだ。
posted by 非国民 at 23:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑念 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月28日

話題の変遷

ブログを始めた頃は、匿名で書いていたせいもあって、仕事の話はしないように心がけていた。長い間ここは辺境音楽と毒物ドリンクのブログだったのだ。何時の間にか、自分の中のそういう縛りは無くなり、気がつけば最近は仕事がらみの話題がやたらと多い。

実生活でほとんど仕事が無い時に、仕事の話をやたら書く、というのは、これも一種の防衛機制なんだろうか。誰か詳しい人がいたら解説して欲しい。
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2011年03月24日

覚悟も達観もなく闇に揺られる

失業状態で家に引きこもっていると昼夜が逆転する。生来が夜行性なので、規則正しく昼間寝るという生活がすっかり定着してしまった。何度か停電があったようだが、いつも寝ていて気付かなかった。

起きている時間に停電したのは昨日が初めてだ。19時過ぎ。突然ブラックアウトした。

これか。とうとう来やがったな。

夜行性動物であっても、やはり暗闇はきつい。することもないのでもう一度寝ようかと横になるも、小さな揺れが何度もあり、おちおち寝てもいられない。暗闇の中で揺られながら、本当に急いでこの街を脱出しなければならないような事態になったら、きっと私は逃げ遅れるんだろうな、と確信した。
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2011年03月23日

風評被害と言うけれど

大本営発表のごとく「安全です」と繰り返す政府の発表をそのまま信じることは、とてもじゃないが出来ない。であれば、自分の身は自分で守るしかないのだし、現状において「放射性物質による汚染は政府の発表以上に広がっているのではなかろうか」という想定は、それなりの合理的根拠を持つのではなかろうか。

昨日あたりから、ようやく一部のメディアが放射線量の積分値に言及し出した。放射性物質はもう一週間も漏れ続けているのだから当然の懸念だろう。遅すぎるくらいだ。一時間あたりの放射線量(μSv/h)で「直ちに健康に影響が出る値ではない」なんて言われても、そこに住んでいる人には意味が無い。

具体的にどんな種類の放射性物質(同位体)が、どの程度観測されているのか。信頼出来るデータの公開が一刻も早く望まれる。

余談ながら、昨日見ていた報道では、出荷出来なくなった生乳をせめて肥料替わりにと畑に撒いていたが、あれはまずいんじゃないかなあ。放射性物質が土壌に蓄積して次に作る野菜に入り込むからだ。含まれていた放射性物質の半減期が長ければ、再び汚染された野菜が出来てしまう。もちろん、今度は洗っても落ちない。
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2011年03月16日

大前学長、原発を語る。

まったくもって大前研一のファンではないが、この冷静な分析と分かりやすい説明はさすが。原発ビジネスで飯を食ってないからこそ、ここまではっきりと言えるんだろうな。今後新たな原発を日本で建設することは不可能になったという指摘は、おそらくその通りだろうと思う。

http://www.youtube.com/watch?v=U8VHmiM8-AQ

ちょっと長いが、テレビを見てるよりはよっぽどましだ。
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2011年03月15日

72時間

被災者の救出に際しては、72時間が一般的なリミットだとよく言われる。遠く離れた地の災害を報道で見るにつけ、「もっと迅速に動けないものか」と思っていたものだが、身近なところで未曾有の災厄が起きてみると、些かなりとも認識を改めざるを得ない。

通信情報網が破壊された状況下、72時間で出来ることなど本当に限られているのだなあ。
posted by 非国民 at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑念 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月13日

不覚悟

12階の自宅で昼寝していたところに激しい横揺れが来た。例によって積み上がった本の山がドサドサと崩れて行く。40年以上この国に暮らしているが、これほどの揺れは初めてだ。「これは死ぬかも」と思った。

「死ぬにしても、こんな汚い格好では困るなあ」死ぬかもと思いつつそんなことを考えていた自分は、いかにも覚悟が足りないと痛感する。揺れが収まって、どうにか助かったようだと思った途端、急に腹が減って来た。何と単純な生き物か。

報道で被災の甚大さを知り、呆然と言葉を失う。

達観して死ぬのは難しく、達観して生きるのはもっと難しい。
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2011年02月27日

驚愕の神田

今回は本当にどうでもいいことを書く。

仕事の絡みで、神田駅から少し歩いたビジネスホテルに一泊した。考えてみると神田駅で降りたのは初めてだ。俗に神田の古本屋街と言われているのは、実は神保町であって全然場所が違う。神田駅界隈には仕事でもプライベートでも今まで縁がなく、これが全くの人生初神田。

行ったこともないのに、地味なオフィス街だと勝手に想像していた。

ので、降りて驚いた。23時頃だったか。その駅前は、やたらとキャバクラばかりが目につく品の無い歓楽街だったのだ。自信なさげな錦糸町のような、と言っても分かる人は少なかろうが、そんな感じ。

神田って(ちょっとだけ)凄い、と思った。
posted by 非国民 at 23:06| Comment(6) | TrackBack(0) | 雑念 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月04日

迂闊

暇になったら再訪しようと思っていた那須のニキ・ミュージアムが、実はとっくに閉館していた。

これも世の無常なりしか。
posted by 非国民 at 00:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 雑念 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月07日

無常

今頃になってnujabes氏の訃報を知る。

36歳か。寂しいなあ。
posted by 非国民 at 14:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑念 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする