2009年04月08日

パンダ煙草

荒川区役所近くのタバコ屋で偶然発見。店の奥に置物のように一箱だけ置かれていた。
panda1.jpg
panda2.jpg
 
  非国民「コレは売り物ですか?」
   オヤジ「そうなんだけどねえ、はて、いくらだったかなあ・・・」

しばしの交渉の後、320円にて購入。

Panda Cigarettes。またの名を熊猫香烟。初めて見るタバコだ。パッケージの記載によれば、Shanghai Cigarette Factory製造である。

ただ珍しいというだけで買った品だが、家に帰ってから調べてみて驚いた。どうやらコレは、100元から時には200元近くもの高値で取引される超高級タバコらしいのだ。100元だとしても1500円近い訳で、中国のタバコとしては破格の値段だ。そこらの庶民が吸う並の煙草の値段とは、冗談抜きに桁が違う。

本当に320円で良かったのか、荒川区役所近くのタバコ屋のオヤジ・・・

panda3.jpgそう思ってよく見ると、(写真では分かり難いが)パッケージの印刷には随所に金色が使われていて、なかなか高級な感じだ。ちなみに中はこんな感じ。一本一本に熊猫pandaと印刷してあり、pandaの文字はやはり金色だ。

残念ながらパンダの味もパンダの香りもしない。食べたことないけど、たぶん。基本的にはショートホープ系の辛い味で、変に余計な香りを着けていない点では、ちょっと懐かしいストレートなタバコの味だ。決して不味くはないが、一箱1500円だったら私は買わないだろうな。

それにしても、何故パンダなのか。
posted by 非国民 at 01:09| Comment(5) | TrackBack(0) | 街で見かけたヘンなもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>それにしても、何故パンダなのか
お答えします。パンダ煙草は上物の「乾燥タイマ」じゃなくて「乾燥パンダ」・・・でもなくって、「乾燥熊笹」を使用した高級品なのです。わが国にも熊笹の葉を煎じた「笹茶」を飲む風習がかろうじて残っていますが、乾燥させて吸引する人はいません。特に新潟県産のクマザサは、中国では「上物」として高価で取り引きされており、新潟県魚沼産クマザサ使用の「乾燥タバコ」は中国共産党内でワイロに使われるほどの超高級品です。しかしそれを逆輸入しても、わが国では価値はゼロに等しいため、荒川区あたりでは二束三文で売られているわけですね。

以上、長々と書いたわりに面白くなくて申し訳ございませんでした。
Posted by やきとり at 2009年04月09日 02:36
パッケージが、たまらなくかわいい! 空箱だけでも持ってたいなあ・・・(笑)!
Posted by ちろ at 2009年04月09日 05:52
「熊猫香烟」で検索したら、成田空港の免税店でも売ってました。5箱で4000円なり。強気です。ちなみにマルボロが10箱2300円。
Posted by 非国民 at 2009年04月09日 15:00
はじめまして。
私はパッケージの絵柄が違うけどインドネシア産の「PANDA」という煙草を愛煙しています♪
パッケージにもフィルターにもパンダの絵が描いてあって可愛いですよ。
Posted by ゆゆ at 2010年06月16日 00:17
ゆゆさん
はじめまして。インドネシアにもあるんですね。今度探してみます。パンダの味はするのかな。それとも、やっぱりインドネシアだからクローブ風味なんだろうか。
Posted by 非国民 at 2010年06月16日 01:40
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