元ペルー大統領のアルベルト・フジモリさんが、参院選に出るらしい。
フジモリさん自身についてどうこうという評価は別として、この人のことで以前から疑問に思っていることがある。彼が日本国籍だというのは、本当にアリなんだろうか?
フジモリさんは生まれたときからの日本国民だというのが、日本政府の見解である。だから彼が当然に被選挙権を持つというのが日本新党の言い分も、国内法的には成立するかもしれない。
でもねえ、それって要するに、他国の国家元首が実は在任中から日本国民だったと主張してる訳でしょ。さすがにそれは、国際常識としても一般常識としても通用しないと思うのだが、どうなのだろう。
それとも、やはり非国民の常識は日本の非常識なのか。
あなた、どう思います?
2007年06月30日
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参院選ですね
Excerpt: ペルーの元大統領フジモリ氏が国民新党から立候補するみたいですね。外国の元国家元首が日本の国政選挙に出るのは初めて。フジモリ氏は日本国籍も保持していて公職選挙法上は外国で自宅軟禁されたままでも立候補は可..
Weblog: 無料とくとくレストラン
Tracked: 2007-06-30 06:57
フジモリ氏、参院選出馬?
Excerpt: 元ペルー大統領アルベルト・フジモリ氏が国民新党から参院選挙に出馬するそうだ。へえー たしか、この方ペルーに戻ろうとして途中のチリで逮捕されたはず。今はどうなっているかというと、自宅軟禁下にあって、ペ..
Weblog: 遠方からの手紙
Tracked: 2007-07-04 01:04
>他国の国家元首が実は在任中から日本国民だった
こりゃ変でしょ、と、思っておりました。
しかしまあ、国籍なんて解釈次第でどうにでもなるくだらないものだということを証明してくれたと思えば、この立候補にも意味があるのかもしれませんね。
私は、この人に票を入れる気は微塵もないけど。
>この立候補にも意味がある
国籍に関するどうしようもなく時代遅れなこの国の考え方が、世界中から笑われているのだと思えば、とても意味があります。
私も、そこが疑問なんです。
>日系ということだけで
やっぱり、どう考えても「だけ」ですよねえ。それがどうしたってんでしょう?