2006年10月30日

小動物一般

とある街を歩いていたら、動物病院の看板が目に留まった。

いつも思うのだが、獣医という人種は、何故かくも奇抜な建築を好むのだろうか。
住宅街などを歩いていて「変な家が建ってるなあ」と思った時には、かなりの確率で動物病院である。
そんなことを考えながら近づいてみると、入口にはこう書かれている。
診療科目;小動物一般

例によって疑問が湧いてきて止まらない。困った性格だと自分でも思うが、こういうことが気になって仕方がないのである。
この場合、「小動物」の範囲とはどのようなものなのだろうか。日常の会話で小動物といわれて想起するのは、ハムスターやリス、あるいはウサギといったところであろう。
しかし、「診療科目」と謳われると、なんだか専門用語っぽい雰囲気がある。日常語とは別に、獣医業界における「小動物」の定義が存在するのだろうか。

小動物。文字通りに読めば、小さい動物、である。
それならカメだって小動物だ。カメは小動物に含まれるのだろうか。
わざわざ「小動物一般」と謳うからには、含まれていてもおかしくなさそうだが、ハムスターの病気を診る医者にカメの病気が分かるのだろうか。
それを言うなら、カブトムシだってじゅうぶん「小動物」なわけだが、診てくれるのだろうか。

小動物と言うからには、中動物や大動物という診療科目も存在するのだろうか。

イヌ、ネコ、タヌキあたりが「中動物」なのだろうか。
私自身にはイヌを小動物と見なす感覚は無いが、しかし、街の獣医がイヌを診ないというのは、ちょっと考えにくい。そうするとイヌは小動物に含まれるのか。
では中動物とは、ウマ、ウシ、ラクダあたりを指す用語なのか。マグロは中動物なのか。
大動物は、さしずめゾウやキリンか。あるいはクジラやジンベエザメも含まれるのか。

それとも獣医業界に「中動物」という用語は存在せず、全ての動物は小動物か大動物のどちらかに分類されるのだろうか。それならイヌは小動物だ。
それでも謎は残る。「一般」という言葉が付いていのは、どういう意味なのか。
「中動物一般」とか「大動物一般」と言われて何を想起すべきなのか、私には見当もつかないのである。

誰か知ってたら教えて欲しい。「小動物」の定義とは何か。そして「小動物」と「小動物一般」は、何が違うのか。
posted by 非国民 at 23:55| Comment(10) | TrackBack(0) | 生き物あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
・・・はじめまして。のだと申します。面白い記事ですね。・・・あの、私も詳しいことは全然知らないのですが、私はイヌやネコのこと小動物と思っているのですが・・・。周りもそれを前提に小動物の会話をしていたし。小動物獣医療という言葉もあるみたいだし、専門的な意味の範囲もあるのかもしれません(わからない・・・)。産業動物と区別する意味もあるのかも。とりあえず診察用ベッドに乗る程度の小さい動物は小動物かと・・・(思う)。あと、小動物一般、というのは正確に言えば小動物全般、の事だったのかもしれませんね。もしくは、全般ではなく一般なのだからあまり奇を衒って飼ってるような珍獣を持ってこられても困る、ということでは・・・。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%be%ae%c6%b0%ca%aa?kid=91407
Posted by のだ at 2006年10月31日 02:45
のださん、はじめまして。
う〜ん、イヌ、ネコは小動物ですか。今ひとつ納得出来ないんですが、そういうものなんでしょうか。
アライグマは小動物っぽい気がするので、大きさだけの問題でも無いようです。
「一般」については、もう少し考えてみました。
これは「小動物のことなら外科、内科を問わず一般に」という意味なのかも知れませんね。消化器科とか循環器科と言わずに「内科一般」と言うようなものでしょうか。
Posted by 非国民 at 2006年10月31日 21:11
小中大の区分についても、ちょっと考えてみました。
日本語で小鳥とは言いますが、中鳥とか大鳥という言葉はありません。小魚とは言いますが、中魚とか大魚とは言いません(現に、いま変換出来なかった)。
何ででしょう。誰か知ってますか?
Posted by 非国民 at 2006年10月31日 21:11
カメ飼いの間では、獣医はいつも大問題です。
「小動物一般」というようなところでは診てもらえない、というのがカメ飼いの一般論です。
「爬虫類」と看板を出していなければ、まず、カメは門前払いです。
というところから考えると、大・中・小動物の区分はわかりませんが、「一般」のほうは「ほ乳類」と考えて差し支えないのではないでしょうか?

爬虫類は「一般」じゃねぇのかよぉ、と、とりあえずからんでみる。
Posted by gegenga at 2006年10月31日 22:09
>大gege姐
まあ予想はしていましたが、やはりカメは入りませんか。
小さいだけじゃダメで、小さくてフサフサしていることが、小動物の条件の様に、私も感じます。
とはいうものの「小爬虫類一般」なんて看板が出ていたら、やはり悩むんでしょうね。カメは小爬虫類なのか???
Posted by 非国民 at 2006年10月31日 23:40
うーん。「一般」がどこにかかってるのか分からないことには考えても堂々巡りかも知れませんねぇ(^^;)。“内科外科”の意味で「一般」なのか、小動物の中の「一般」的なもの、という意味なのか・・・。あと、大動物という言葉は一応あるっぽいです。微妙ですね。
gegengaさん、そういえば哺乳類が中心ですね。亀も普通に小動物に入ってるはずでしょうが、病院によっては難しいのかしら?亀も診る「一般」の病院はないのかな。おかしいですね。  てゆうか非国民さん、そこらへんもしかしたら テケトー(いい加減) なんじゃありませんか?
Posted by のだ at 2006年10月31日 23:47
のださん
>大動物という言葉は一応あるっぽいです。
ええーっ、そうなの? と驚きつつ慌てて調べてみたら、獣医業界では言うんですね、大動物とか中動物とか。
明確に区分されているわけではありませんが、概ねウシ、ウマぐらい以上は大動物、イヌ、ネコ、タヌキぐらいまでが中動物、ハムスターやモモンガが小動物、ということらしいです。
猛獣は小さくても大動物扱いされるそうですが、これは治療上の違いというよりも、入院設備の問題(頑丈なケージが必要だったり)から、そうなっているそうです。

いやあ、いくつになっても知らないことというものはあるもんですなあ。
ていうか「誰か教えて欲しい」とか書く前に、少しは自分で調べろよなーと、いささか反省しています。

ということで、「一般」について、第三の可能性を思い付きました。
「小動物一般」=「獣医業界における小動物、及び、本当は違うのだが一般的な意味で小動物と言われることもあるイヌやネコ、ただし爬虫類は含まない」
かなり苦しい解釈ですね。
街の獣医がイヌを診ないとは考え難い、という私の思い込みが間違っているのでしょうか。
Posted by 非国民 at 2006年11月01日 00:55
えーと、一般は小動物にかかるのではなくて「一般診療」の意では?
「専門診療」の対義ですね。
Posted by at 2006年11月01日 10:20
あ、すみません、↑の投稿はmanetです。
Posted by manet at 2006年11月01日 10:20
>manetさん
あー、やはりそうですか。内科一般という時の一般ですね。
よく考えればそうだと思うのですが、「小動物一般」と書かれたのを見て、かなり動揺してしまったのです。
しかしあれですよね、するってぇと何ですか、件の獣医は、街の獣医のくせにイヌを診ないということなんですか。やっていけるものなんですか、それでも。
Posted by 非国民 at 2006年11月02日 01:08
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