2006年05月10日

日本人の伝統

家の中では靴を脱ぐことになっている。

これは日本人の伝統である。
その事自体は、別に良くも悪くもない。良い面も悪い面もあるだろう。
今後変わっていく可能性だってあるだろうし、変わるなら変わっても構わないと思う。
だから「家の中では靴を脱ぐこと」と法律で定めるのが賢いこととは思えない。

今だって「この国に住み、真面目に働いて税金を納め、この国の法をきっちり守って暮らしているが、家の中で靴を脱ぐ習慣は無い」っていう人も当然いるだろう。
日本人だけで日本列島に住んでいたい、などと寝惚けたことを言うので無い限りは、こういった人たちと共生していくためのマナーが求められるのだ。

他人の家に入る時には、その家のルールに従って靴を脱いだり脱がなかったりする。当たり前のマナーであって、そのことは伝統とは何の関係もない。

ましてや「家の中では靴を脱ぐこと」と学校で教えなければならないようなら、それはもう伝統でも何でも無いのだ。
posted by 非国民 at 02:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 教育と学校 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これは良いですね。

「愛国心は当たり前」
と過去に反論された身としては

「では、家にあがるときは靴を脱ぐ」
を法律にしましょう。当たり前の事です。
と言ってみます。Σ(゚Д゚)
Posted by ゲスト at 2006年05月11日 10:41
ロストさん、こんばんは。
うちゃさんの記事「富士山は私のものだ」が面白くて、雑念が湧いてしまいました。
Posted by 非国民 at 2006年05月11日 19:08
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