去年の夏に入手して以来ずっと放置されていた「スイカサイダー」

半年以上も放置されていたのは、単に筆者が探求をサボっていたためであり、深い意味は無い。
製造元は一部で既に有名な佐賀県の友桝飲料。無色透明な炭酸飲料は当然のように無果汁である。

器だけでもと正月気分を演出してみたが、何だか余計に虚しい。私は何をやっているのだろう。
味はごく普通のサイダー・・・かと一瞬油断させておいて、時間差で不愉快極まりない人工的な匂いが口腔を襲う。何だろう、この不快感は。
割と忠実にスイカの味が再現されているようには思えるのだが、どうにも納得がいかない。スイカの美味しさというのは、味や匂いよりも、もっぱらあの食感に大きく依存しているのかも知れない。正月早々もうちょっとマシなことを考えられないのかと自分でも思うが、食感を伴わないスイカの味が、かくも不愉快な印象をもたらしているのかと想像する。
杯を重ねるうちに甘さも鼻について来た。夏に飲めばまた気分も違うのだろうが、私はもう充分。口直しに辛口のアイラモルトでも頂くとしよう。
コップから溢れてマスにたっぷりこぼれるとうれしい、なんてことは全然なくて、視覚と味覚のギャップでダメージを拡大しちゃった感じですね。素直にコップか直に飲んだ方が被害が少ないような気がします。しかしあえて正月に半年前のスイカサイダーを出してくるとは、さすが南関東毒調委のリーダーだけあります。私は八海山の方をいただきます。
では仕事に行って来ます。
http://www.shouga-bu.com/blog/2008/12/post-41.html
今日、生徒の一人はまずいと言っていましたが
でもこのジンジャーティーは、ちょっと美味しそうですね。