2011年04月27日

文明の痺れ(第二試合)

再び「電気ブラン」に挑戦。ストレート、トワイスアップ(よりは濃いめの加水)、オンザロックと試してみた前回の続きである。

ソーダ割りがイケルんじゃなかろうかと思い、近所のコンビニで炭酸水を買ってきた。満を持しての第二試合。

denkibran2nd.jpgが、これは見事に失敗。得体の知れない香草系の匂いが、はっきり「薬品臭」と化してしまった。毒物系ペプシにも通じる怪しさだ。甘さは比較的抑えられて、そのぶん飲みやすくはあるのだが、全く美味しくないものを飲みやすいと表現するのも日本語として如何なものかと思う。

気を取り直して、今度はお湯割りで頂く。

これは悪くない。今まで試した中では一番マシなように思えるが、もはや何が悪くて何が悪くないのか、己の判断力が摩滅している可能性も捨て切れない。

再びお湯割りを一杯。揮発したアルコールの臭いで「俺の苦手なジャンル」が誤摩化されているようだ。二杯目になるとやはり甘さが口に残るが、甘い酒だと観念して嗜む分には、まあ悪くない。

そうこうしているうちに、360ml入りの小瓶は残りわずかとなった。最後は再びロックで飲んでみよう。でも今日はもういいかな。
posted by 非国民 at 05:32| Comment(10) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>毒物系ペプシにも通じる怪しさだ。

そりゃ、良かったじゃないですか!!

 電気ブランって浅草の神谷バーにいって、生ビール2杯のあと、もうビールはいいやと思って、最後に水と一緒に飲むもんなんじゃないかしら。家で、洋食系おかずもなしに飲むのはちょっと……。ナポレオンが佃島に島流しになったような場違い感。
Posted by kuroneko at 2011年04月27日 11:23
老師におかれましては、当方の嗜好を何か勘違いなされておられるのでは。
Posted by 非国民 at 2011年04月27日 19:16
お湯割りは、逆にクセの強い酒に向いてますね。香りが強調されるかと思いきや、湯気が酒のクセを包み込んでまろやかにするというか、芋焼酎なんかもお湯割りが一番旨いと思います。しかしまあ朝の5時に、一体何をしておられるのか。
Posted by やきとり at 2011年04月28日 11:45
正露丸系のアイラモルトをお湯で割ると意味不明な瘴気が発生しますよ。
Posted by 非国民 at 2011年04月28日 23:05
おひさです。

電気ブランの「我慢のできる」消費方法は、

かき氷、もしくはアイスクリームにちょろっとかけて「食う」

ことではないかと。一度お試しあれ。
Posted by もぐら似のY at 2011年05月09日 22:40
この前読んだジェイムズ・エルロイの小説では、ハーゲンダッツとバーボンが「チャンピオンたちの朝食」だと書いてありましたな。

なお電気ブランは無事にロックで飲み切りました。
Posted by 非国民 at 2011年05月10日 12:47
次は原子ブランでお願いします
Posted by 黒木 at 2011年05月10日 14:03
是非御自分で試してみて下さい。黒木さんなら、色々珍しいものが手に入るでしょう。
Posted by 非国民 at 2011年05月11日 01:19
こんなページがあったよ。

外国人もびっくりする日本の飲み物。
今年の流行語大賞に、「毒物研究」が入る日も近い!

http://blog.livedoor.jp/zzcj/archives/51686035.html
Posted by kuroneko at 2011年06月17日 00:50
アメリカの毒物も相当なものだと思いますけどね。特にサロンパス風味のブツは充実してますよ。
Posted by 非国民 at 2011年06月17日 02:49
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