気持ちの良い長野は佐久の朝。今日は戻る以外の予定は無いし、その辺をドライブしてからゆっくり帰ろう。
車を動かしガムを噛み始めた途端に、奥歯の詰め物が取れた。。。。。
突然取れるものなのだなあ。手の上の金属片をまじまじと見つめる。自分の身体の一部が無機物に置き換えられているという事実を思い出して、さらに動揺する。少し落ち着いたところで、しばし見つめた金属片をポケットにしまう。持っていたところでどうにもならないと頭で分かっているのに、何故か手放せい。
とにもかくにも、これにて休み終了。飯も食わずに高速をひた走る。上信越道はトンネルばかりでツマラナイ。
毎度お世話になっている歯医者に駆け込む。
「とれちゃったんですよ」
と、金属片を歯医者に渡す。渡したところでどうにもならないと分かっている筈なのに、我ながら不可解な行動である。
どれどれ、と当方の口中を覗き込んだ医者いわく
「歯が割れてますね」
医者という人種は凄いことを平気で言うものだと改めて感心する。
しかし「痛くないんだったら大丈夫ですよ」と言う医者の口調に欺瞞の気配はなく、本当に大したことではないのだろうと、やっと安心する。それにしても、ヒトの歯というのは、そんなに割れるものなのだろうか。
2013年06月29日
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歯が割れたのですね。小生は、歯科治療中、かりんとうを食べていたら、当たってしまい茶碗のように歯が割れて抜歯の憂き目に遭いました。どうして今の歯医者は、毎日治療せず、やりかけては1週間待たすのでしょうか!俺の歯はプラモデルじゃないんだ!別に技工士の方に何かさせているわけじゃないんですから。
と、愚痴ってしまいます。
以前のやきとり様のように、恐ろしい抜歯を受けました。
しかしまあ、「痛くないなら大丈夫ですよ」も怖い言葉ですな。
話は変わって、以前おじゃました演劇のゲスト内田PARC聖子様、TPPでますます飛ばしてますね。少し前、芝公園で集会・デモがあったのですが、ステージカーとその足場のグラつくパレットだの木箱だのビールケースだのをハイヒールで登ったり降りたりしているのを見て痛く感心しました。出来る人は捻挫のリスクを押してもハイヒールを通すんだねえと。ま、本人に聞けば「そんなわけ無いでしょ。ペルーからその足で来て呆けてただけです」といいそうですけど。
では、また
医者に指摘されるまで歯が割れたことに気付かない、というのも考えてみれば不思議ですね。私の身体は果たしてどこまで<私>なのか。歯医者の天井を眺めながら、そんなことも思いました。
なんでも、唾液の性質の所為らしく、接着剤が溶けちゃっている可能性が高い、のだそうです。
精進なさってください
お誕生日おめでとうございました。
天からの祝福と恵みが降り注ぎますように☆彡