ようやく歯の治療がが終わった。9月はそこそこ暇だったのだが、その休みの殆ど全てを歯医者通いに費やした。今月に入ってからはそう頻繁には通えなくなったが、やっと終了。
記録を見返すと、都合13回通っている。なかなかの重症だったようだ。ちなみに人生2回目の抜髄をヤラレタ。
本命の(そもそも歯医者に行かざるを得なくなった原因である)左上6番の他にも細かい虫歯があったりしてそれも直してもらったが、そっちはどれも1回で終わった。最終日は掃除だけだった。それでもなんだかんだで10回ぐらいは本命の治療に費やした事になる。
歯の治療というのは不思議な工程だなあと改めて思う。治療が終わったと言っても、「治癒」したわけでは無い。削って、薬を入れてはまた削り、詰めて、被せる。型を取るなんて工程もある。治癒ではなく、細菌に冒されて駄目になった部分が人工の鉱物に置き換えられたわけだ。
自分の身体の一部が「鉱物」に置き換えられたという気分も、なかなかに複雑。でもものがちゃんと喰えるのは嬉しい。科学文明のありがたみを知る。
2014年10月14日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック