とても大事なことなので、最初に書いておく。
この記事は酔っ払って書いているので真面目に読む価値はない。
コロナ自粛による準失業状態は5ヶ月目に入った。失業してみて自分でも驚いたのは酒量が顕著に減ったことだ。以前に比べれば確実に半分以下、おそらく三割ぐらいに減ったのではないか(個人の感想です)。もはや飲まない日の方が断然多い。
というわけで、どこの家にも常備酒というものがあろうかと思うが、当研究開発のアジトには、それらしき酒が3種類ある。あいにく、どれも一長一短で、これという決め手に欠ける。安くて美味い酒はないか。
其の一、ブレンデットスコッチ「Black Bottle」
これは美味い。安いところで買って2000円ぐらい。ただし売っているところは限られる。最大の欠点は、名前の通りボトルが真っ黒で中身が見えないところ。今日はこれを飲みきって終わりにしよう、と思っているところで中身がちょろっとしか入っていないと、がくっと気分が萎える。もっと大きな弊害は、中身が見えないことによって「自分がどれだけ飲んだかが分からない」ことだ。そのぐらい何杯飲んだか数えていれば分かるだろう、と笑う人は酒の恐ろしさを知らないのだと思う。数えていても、結局は瓶の中身の減り具合を見て初めて深く自覚するのである。酒というものは、かくも人の判断力を奪うのだ。「数える」と「見る」では情報を受け取る脳の場所も違うのだろう。
其の二、ダークラム「Lemon Hart」
これも美味いが、安いところでも2000円は超える。そして、やはり売っているところは限られる。イギリス領だったガイアナの酒で、サトウキビを原料にしながらスコッチ風の味わいが強い。ただしスコッチの替わりになるかといえば、全くならない。たまに飲むと美味いけど常備酒には今一歩。
其の三、言わずと知れたテネシーの銘酒「Jack Daniel's」
どこでも売っている。安いところで2000円弱ぐらい。これも美味いんだけど、残念なことに私はバーボンがそれほど好きではないのだ。バーボンの中では比較的クセが無くて飲みやすく、まあまあ値段も手頃なので飲むことが多いに過ぎない。それほど好きでもない酒を値段が手頃だという理由でいつも飲んでいたら、それは依存症である。
ちなみに今飲んでいるのは「Elijah Graig」47度。美味いけど高い。つまみはコンビニのクランベリーチョコレート。まあ普通。BGMはRachael Yamagata。これは極上。
依存症にはなりたくないが、美味い酒は飲みたい。安くて美味い酒はないか。
2020年07月11日
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