2020年09月25日

寝言にも程がある

私の住んでいる国には、大臣が公の場で寝言を言う伝統がある。あまり美しくない伝統だが、まあそういうものだと思って住んでいる。にしても、ものには程度というものがあり、今回の寝言はいささか幼稚に過ぎる。

茂木外相いわく、日本は国連安保理の常任理事国入りを目指し、もって「平和で安定した国際社会の実現に貢献していく」とかなんとか。

寝言にも程がある。どれだけ妄想をこじらせれば、そういう発想になるのか。

第一に常任理事国入りはどう考えてもあり得ない。第二に、そこを百歩譲ったとしても、残念ながらそれが「平和な国際社会の実現」に寄与するところはゼロである。アメリカが2票持つのと一緒だからだ。
 
posted by 非国民 at 00:40| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]