2020年09月09日

甘酒を嗜む孟秋尚熱の候

8月に少しだけ働いて再び失業者の境遇に戻る。酒を飲むのに昼も夜も朝もない。こういう輩を人間のクズと言うのか。

本日飲みたるは、地元千葉県の老舗である鍋店さんの一本「仁勇 純米生とろり酒」。ラベルにはもち米四段仕込み極甘口の表記あり。私は冷酒が身体に合わず常温で飲みたい派なので、生酒に手を出すことは滅多にないのだが、なぜか気になって買い込んだブツだ。

世の中には夏の生酒というのもあるが、このブツを買ったのは冬だ。気になって買い込んだ割には、さあ飲もうかという気にはならず、半年以上も冷蔵庫の中で寝ていた。人間の考えることは分からない。

半年以上も寝ていた酒を出してみると、裏ラベルに瓶を立てた状態で冷蔵庫で保存して下さいと書いてある。そういう大事なことはもっと早く言ってくれなきゃ。。。

とろり成分が完全に沈んでいるので、よく振って器に注ぐ。
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こういう感じ。

味は、まあ、あれだな。甘酒だ。極甘だが酸味がしっかりしているので、これはこれで悪くない。米の味も濃い。アルコール感は皆無だが、ラベルにはアルコール度数11度と書いてあるので、いい気になってぐびぐび飲んだらやばそう、ではある。炭酸で割ってぐびぐび飲むのはあり、かな。

ツマミは特に必要ない。というか、これに合うツマミを全く思いつかない。

文句なく美味しいけど、本当は冬に飲むのが正しいんだろうなあ。
 


posted by 非国民 at 06:04| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月11日

常備酒

とても大事なことなので、最初に書いておく。
この記事は酔っ払って書いているので真面目に読む価値はない。
 
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posted by 非国民 at 06:40| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月25日

ニッカさん。。。

久しぶりに飲むBlack NikkaのDeep Blend。こんなにボンヤリした味だったっけ。

準失業状態になってから顕著に酒量が減っているので、当方の味覚が変化した可能性もあるが、これはちょっと味が落ちたんじゃないのニッカさん。

手頃な値段でそこそこ美味い酒というのが、ここ何年かで急激に減っている気がする。かつてはTeachersが素晴らしくコスパの良いスコッチだったが、サントリーに買収されて、まるっきり値段相応の安酒と堕してしまった。何でも炭酸で割れば良いってもんじゃない。だいたいハイボールがオシャレだとか寝言を言ってるのはサントリーと電通だけだ。

そんなこんなでニッカさんにはしっかりし欲しいのだが、こはいかに。

美味くもない酒で寿命を縮めるほど無粋な生き方はしたくない。ボトルにはまだ8割以上残っているが、さてどうしたものか。
posted by 非国民 at 00:29| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月28日

食い合わせの学習

とある酒蔵さんから酒粕を頂いた。

どうして良いのか分からないので適当にネットで調べたら、オーブンで焼いて醤油を垂らすと旨い、と書いてあった。他にも色々とレシピがあったが、これが一番簡単そうだ。さっそくやってみる。

なるほど、これはなかなかイケル。酒のツマミにちょうど良いので、焼いた酒粕を齧りながらバーボンを飲んでいたら、夜半過ぎに頭が痛くなってきた。これは、例のあれか。やっちゃいけない組み合わせというやつか。大概のことはネットで調べられる時代だが、自分で試してみないと分からない事もある。

ただの飲み過ぎかもしれないけど。


【追記】
上の記事を書いた後で、酒粕を齧りながら日本酒を飲んでいたら、やっぱり頭が痛くなってきた。この男、本当に学習しているのだろうか。

posted by 非国民 at 19:37| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月03日

米の酒は旨い

数日間の謹慎もとい節制を経て、足首の捻挫は概ね完治。とはいうものの、相変わらずさしたる仕事も無く、再び酒を飲む毎日。

日本酒を飲んでいる。もとより米の酒は好きなのだが、この何年か家で呑む事は控えて来た。金が掛かって仕方がないからだ。

今回も

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こうするつもりが

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あっという間にこうなり、己の未熟さを深く思い知る。

でもやはり旨いものは旨い。

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番茶のような色合いだが、これは赤米を使った酒。程よい酸味と甘味が素晴らしい。

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これは20年ものの古酒、木戸泉の「古今」。どっしりした重厚な原酒を醸す蔵元なので、熟成によって深みのある渋い味わいになる。口当たりは極上の紹興酒に近い。なかなか立派な値段なので、本当はちびちび飲みたいのだが、いや本当に旨い。

日本に住んでいて良かったと思える希少な瞬間だ。
 



posted by 非国民 at 19:39| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月17日

糖禍2013

酒の類いは概ね好きで、ウイスキー、ラム、テキーラ、ワイン、ビール、日本酒、などなどなどなど、何でも美味しく飲む。とりわけ好きなのがタダ酒で、人様から頂戴した酒に関して美味いの不味いのと文句を言うことは滅多に無い。

滅多に無いが皆無ではない。今回は言いたい。美味い不味いではなく、甘いのだ。

プラハオペラのスタッフからお土産に頂いた一本。その名はBecherovka。

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チェコ語。銘柄が既に読めない。安直な私は通訳のT氏に教えを請う。
「なんか貰ったんですよ、ベシュロフカ? とか何とか。。。」
通訳T氏即座に応えていわく
「ああ、ベロフカですね。養命酒みたいなものらしいですよ」
自身は全く酒を飲めないというT氏がすぐに分かるくらいだから、お土産としては割と定番なのかも知れない。ベロフカと「ヘ」を太字で書いたが、これは日本語のハ行とは全く違う子音で、喉の奥から強く息を押し出すような音だった。バッハやシューマッハの[ch]かと気付いたのは、ずいぶん後になってからだ。いやアレはドイツ語だから関係ないか。でもすぐ隣だし同じビール文化圏だし、正書法の確立に当たっては何らかの影響があったのかも知れないと勝手に想像する(*1)。

ビール文化圏と言っても、それはチェコの中でも主に西側、プラハを含むボヘミア地方だけのことらしい。東側のモラヴィア地方は全くのワイン文化圏だ。あとはポーランドに近いシレジア地方というのがあって、この三つでチェコが構成されている。というのは通訳T氏の受け売りだが、モラヴィアのワイン文化はハンガリーの影響なのかな。

さてこのBecherovka、ボトルを見るとアルコール度数は38%。ということは醸造酒ではなくリキュールということだろうか。仔細に瓶を眺めても、私に読めるのはこの38%Vol.とPRODUCT OF THE CZECH REPUBLICのみ。裏側には2言語での記載があるが、これはチェコ語とスロヴァキア語なのかな。両者の違いは方言みたいなものだと私は漠然と思っていたが、割と違う言葉らしい。日本人の通訳T氏が「僕はスロヴァキア語はぜんぜん分かりません」と言ったのは本当に驚いたが、そのくらい違うそうだ。「でも彼らはずっと混じり合って暮らして来たから慣れてるんでしょうね。それぞれがチェコ語とスロヴァキア語で喋っていて意思疎通出来てるみたいです」。

余談が長くなったが、それでは一杯。

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なかなか素敵な琥珀色だが、その味や如何に、というのは最初に書いてしまったではないか。

甘い。ラムやバーボンの「甘口」というのとは明確に異質な甘さ。甘口ではなくリアルに甘い。大量の砂糖が入っているのか、あるいはこの琥珀色は蜂蜜によるものか。色々と薬草系の香りが複雑に立ち上がっては来るのだが、いかんせん甘さのインパクトが強過ぎてグラスを持つ手さえ心なしかベタベタと粘つくような気がする。「養命酒みたいなものらしい」というT氏の伝聞情報を今さらながら思い出す。そうか。そう来たか。

加水しても甘さは変わらず。

激甘リキュールといえば、以前貰ったシチリア土産のリモンチェッロがそうだった。アレもなかなか手強く、最終的には冷凍庫でキンキンに冷やしたストレートを小さなグラスでぐいっと一気に飲むのが正しいと悟ったのが、果たして「養命酒みたいなもの」をキンキンに冷やすのは正しいのだろうか。

ライムジュースで割るとずいぶん飲みやすくなったが、これはやはり邪道だという意識が拭えない。基本的に私は酒に水と氷以外の混ぜ物をしない派だ。ラムに限っては、船乗りの酒ということで壊血病予防のためにライムジュースを入れるのも作法かなと思うが、それ以外は、ちょっとどうかと思う。たしかに他の酒もライムジュースで割ると美味しいと思うことはあるのだが、結局どれも同じような味になってしまって、じゃあアルコールなら何でもいいじゃないかという話になってしまう。酒そのものの味を楽しむという道からは外れていると言わざるを得ない。

そうこう言いつつも、まだボトルに7割方残っているBecherovka。どうしたものか。

とりあえずは口直しにラフロイグを一杯。


*1 後日T氏と再会する機会が有ったので確認したところ「偶然でしょう」とのこと。2013.10.28追記
posted by 非国民 at 22:06| Comment(4) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月29日

ひや番長

流行りの豆腐みたいなネーミングだが、日本酒である。近所というわけでは無いが時々立ち寄る酒屋で、カリラとオールド・クロウを買ったら、おまけに付けてくれた。要するに貰い物だ。

小さな瓶の裏ラベルには
飛騨 蓬莱 「ひや番長」 サンプル
と記載がある。

冷やして飲むと、これがなかなか美味。180mlの小瓶はあっという間に空き、ちょっと物足りないと思うところが、まあ敵の狙いなのであろう。日本酒もこのくらい辛口だと悪くない。

posted by 非国民 at 01:02| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月25日

朝酌再び

殆ど金にならない仕事が一段落し、再び人間の屑として生きる日々。午前11時半にして美酒に酔う。

今朝の寝酒はスプリングバンク10年。これまた美味なり。
posted by 非国民 at 11:34| Comment(4) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月27日

文明の痺れ(第二試合)

再び「電気ブラン」に挑戦。ストレート、トワイスアップ(よりは濃いめの加水)、オンザロックと試してみた前回の続きである。

ソーダ割りがイケルんじゃなかろうかと思い、近所のコンビニで炭酸水を買ってきた。満を持しての第二試合。

denkibran2nd.jpgが、これは見事に失敗。得体の知れない香草系の匂いが、はっきり「薬品臭」と化してしまった。毒物系ペプシにも通じる怪しさだ。甘さは比較的抑えられて、そのぶん飲みやすくはあるのだが、全く美味しくないものを飲みやすいと表現するのも日本語として如何なものかと思う。

気を取り直して、今度はお湯割りで頂く。

これは悪くない。今まで試した中では一番マシなように思えるが、もはや何が悪くて何が悪くないのか、己の判断力が摩滅している可能性も捨て切れない。

再びお湯割りを一杯。揮発したアルコールの臭いで「俺の苦手なジャンル」が誤摩化されているようだ。二杯目になるとやはり甘さが口に残るが、甘い酒だと観念して嗜む分には、まあ悪くない。

そうこうしているうちに、360ml入りの小瓶は残りわずかとなった。最後は再びロックで飲んでみよう。でも今日はもういいかな。
posted by 非国民 at 05:32| Comment(10) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月20日

文明の痺れ

失業状態で引きこもっている人間の屑は昼夜構わず酒を飲む。

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群馬出身の同業者に貰った何故か浅草名物の「電気ブラン」。学生の頃に一度だけ神谷バーで飲んだことがあって、高校だったか大学だったか、その辺の記憶は曖昧だが、あまり美味しくはないと思ったことだけは覚えている。不惑を過ぎた身には、どのように滲みるのだろうか。

名前の由来は電気「ブランデー」ということなので、まずはブランデーの作法通りストレートで頂く。あいにくブランデーグラスなんて洒落た物は持ち合わせていないので、グレンリヴェットのオマケに付いてきたウィスキーグラスで一杯。

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うーん、なんだろう。。。

なんか臭う。酒の香りとは一線を画す得体の知れない薬品臭。香草とか薬草とか、そういう類いなのかな。

自慢じゃないが、私は香草の類いが苦手だ。嫌いな食べ物はシイタケだけじゃない。シソだけは不思議と大人になったら食えるようになったが、ミツバ、サンショウ、シュンギク、ミョウガ、セロリ、パセリ、ユズ、今でも全部苦手だ。パクチーなど問題外。草餅のヨモギだって好きじゃない。なので、残念ながら電気ブランの香りの元を分析するのは体質的に困難である。ああこれは◯◯の香りだなあ、と把握する以前に「オレの苦手なジャンル」とカテゴライズしてしまう。

少し水を足してみた。酒と水を2:1くらい。ウィスキーの場合は、これで結構美味しくなる場合が多い。のだが、電気ブランはやや手強い。加水することで、よりいっそう「苦手なジャンル」の香りが醸し出されてしまった。さらに甘さもやや強く感じられる。

これは冷やして飲んだ方が良いのではないか。ブランデーにあるまじき扱いだが今度はロックで頂くことにしよう。シーバスのオマケに付いてきたロックグラスで一杯。

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正直、美味しいとは言いかねるが、随分飲みやすくなった。やはりブランデーだとは思わない方が良いということだろうか。それでも飲み続けているうちに、やはり若干の甘さが口に残る。炭酸で割ったらもっとイケルのではなかろうかとも思ったが、酒を炭酸で割るという習慣がそもそも無いので、炭酸水を置いていない。これだけのために買いに出るのも億劫だし、そんなに何杯も続けて飲む物でもなさそうだ。そろそろ口直しに辛口の酒が欲しくなってきた。

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【4/27追記】
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posted by 非国民 at 05:14| Comment(4) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする