2007年02月02日

クラゲの正体

坂田明『クラゲの正体』晶文社1994
これがまあ、面白いのなんの。
水産学科出身のジャズミュージシャン坂田明が、クラゲに取り憑かれた第一線の研究者を訪ね歩いて、その魅力を存分に語り尽くすという、素晴らしい企画である。

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2006年09月14日

恥ずかし文学

いつだったか、gegengaさんのところで「村上春樹は恥ずかしい」みたいな話になったことがある。
そう思う人って意外と多いんだなあと、ちょっと驚いたものだ。

この世には「恥ずかし文学」という領域が存在するのかも知れない。
ふとそう思って、ごそごそと本棚を探ってみた。

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2006年07月26日

非国民所有の全マンガ一挙公開

特に深い理由はない。
一挙に公開できるぐらいの量しか、持ってないのだ。
本棚の隅から隅まで探して、全部で18冊。

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2006年07月25日

マンガって難しい

マンガを読むという習慣が無い。
正確に数えたことはないが、今までに読んだマンガを全部あわせても30冊を超えないと思う。
年1冊に満たないペースだ。

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2006年04月28日

10年間の無策

『国の借金』という本を読んだ(石弘光,講談社現代新書)。これがなかなか面白い。

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2006年04月24日

海陽学園に持っていきたい10冊

近頃話題の(?)海陽学園。
gegengaさんうちゃさんのところで知りました。
全寮制というものぞっとするが、何より気に入らないのは、本の持ち込みが10冊までに制限されていること。
私のような活字人間は生きていけないだろうな。

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2006年04月18日

五十嵐太郎『新宗教と巨大建築』

日本近代の新宗教、特に天理教、金光教、大本教を中心に、その宗教建築の様態を詳細に検討した好著。講談社現代新書2001。

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2005年12月07日

ボヴァリー夫人

自慢することじゃないが、私には、古典文学の教養が(も)無い。
文学部に5年間もいたくせに、古今東西の名作と言われる小説は、たいがい読んでいないのだ。近代リアリズム文学の金字塔と言われるフローベールの『ボヴァリー夫人』も、未だに読めずにいる。

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2005年09月27日

パヴェル・コホウト『愛と死の踊り』

チェコの作家、Pavel Kohoutの小説である。
ずいぶん前に買ったきり、何年も本棚で埃をかぶっていた一冊。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9930381465
ふと手に取って読んでみたのだが、これは面白い。
こんな凄い本を、なんで今まで読まなかったんだろう。

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2005年08月18日

『アラーの神にもいわれはない』

問題は、共感するかしないか、なのではない。読むか、読まないか、それだけなのだ。
あまりにも残酷な現実から眼をそらすために美しい物語を読む、そういう人がいても構わない。だが、そうではない人、この世界に対して眼を閉じず、耳を塞がずにいたいと考える人は、必ず読まなければだめだ。
アマドゥ・クルマ『アラーの神にもいわれはない〜ある西アフリカ少年兵の物語』(真島一郎 訳)人文書院2003
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読め。
posted by 非国民 at 03:08| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする