2009年02月22日

私は飲まない

そう固く心に決めていた筈なのに。ああ筈なのに。

何故かいま目の前にある明治乳業のチョコバナナオレ。このところ俄に南関東でも売り出し中だ。
そのあまりにも正直なネーミングに気が遠くなる。

まあ君も一杯飲め。
choco.JPG
そして後悔せよ。
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2008年12月19日

紅甘蔗汁

もはや自虐の様相すら呈しつつある南関東毒飲調組シリーズ、ここまで来ると「甘物」のカテゴリーを立てるべきかとも思い悩む今日この頃。

砂糖水の哀しみも癒えぬ間に、本日冷蔵庫から取り出したるは台湾産「紅甘庶汁」、つまりはサトウキビのジュースである。ちょっと前に新大久保で人形展を見る機会があって、せっかくだから韓国の胡麻油でも買って帰ろうと何気なく入った店の片隅で、コイツを目にしてしまったのだ。

sugarcane.jpg
「これはネタになる!」と咄嗟に思ってしまった己の性根の卑しさが、今となっては心の底から恨めしい。飲み物ならば飲みもせめ、さりとてこれは飲み物なりや?

グラスに注いで観察する。綺麗に透き通った上品な琥珀色の液体。シェリーだと言えば騙せそうな佇まい。

ではさっそく、一口いってみあぁ....

缶に記載された成分は、新鮮紅甘蔗汁、水、糖、檸檬酸。原汁含量33%なり。サトウキビジュースだから当然甘いだろうとは覚悟していたが、そこに更に砂糖を加える神経が分からない。

砂糖の味とは違うコクというか旨味が確かに感じられて、これがサトウキビの味なのだろうか。その深みのある味そのものは、決して不味くはない。問題は、ただ「甘過ぎる」という一点だけに局在するのであって、甘さを抑えれば結構美味しい飲み物になりそうな気もする。それが叶わぬのなら、むしろ発酵させて酒にしてしまいたいというのが私の希望だ。
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2008年12月16日

舶来砂糖水

東の空の微かに霞む6時過ぎ。仕事から帰って来てシャワーを浴びたらこの時間だ。昼にはまた出掛けなきゃならんので、おとなしく酒以外のものを飲もうかと本日冷蔵庫から取り出したるは、ココナッツジュース、product of Thailandである。

さっそく風呂上がりの一杯をば。。。
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あ・・・

これは・・・・・・甘い。

よく冷えているのに理不尽なマッタリ感が味覚を襲う。ネクターの様なこってり感は無く、質感としてはサラサラしているが、それにしても甘い。それも果物の甘さではなく、砂糖の甘さだ。微かに乳っぽさが垣間見えるのは、これがココナッツの味なのだろうか。

ジュースと銘打ってあると、無意識のうちにサッパリ、スッキリを期待してしまうものだが、ココナッツとリンゴを同じカテゴリーで考えてはイケナイのだという当たり前の事実を今さらながら思い知らされる。それにしても、ココナッツの味の何と上品というか、控え目というか、影が薄いというか。どれだけ水で薄めたのか知らないが、はっきり言って砂糖の味ばかりが脳に響く。

糖度という点ではパインサイダーあずきグリーンティーの方が数段上だと思うが、夾雑物がない分、直裁に砂糖の甘さが身に染みる。

思い返せば、タイはそうだった。タイの人も酒も食い物も素晴らしかったが、ジュースと歯磨き粉の味には遂に馴染むことが出来なかった私である。この甘さが、きっとタイの味なのだ。自らにそう言い聞かせて半ば諦めつつも、やはり完飲ならず。半分ほどのこしてリタイアする。

これほどストレートに砂糖の味を実感するというのは、考えてみれば久しぶりの体験である。その点に関してだけは斬新であると言えるかも知れない。
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2008年09月25日

甘くて不味い粉っぽさ

紙パック毒物業界を牽引するフリージャズなメーカー「エルビー」の新商品「あずきグリーンティー」。
azukigreentea.jpg
一口で三段階の毒味を楽しめる逸品である。

第1段階;マックスコーヒーにも匹敵する堪え難い甘さ。
第2段階;微かに感じる工業的な抹茶の風味。
第3段階;いつまでも口に残る濃厚な練乳の香りと「おしるこ」の粉っぽさ。

実に素晴らしい不味い。

これまで多くの毒物ドリンクを紹介して来た。様々な不味さがあったが、甘物系の毒物に関しては「ただただ甘い」という攻め方が主流であった様に思う。甘いだけで毒なのかというのは意見の分かれる所ではあるが、「堪え難い甘さ」という臨界点は確かにある。

しかしながら、これほどまでに甘く、かつ不味いという毒物は記憶に無い。まことに画期的な商品開発と言うべきだろう。

近所のコンビニで購入したのは一昨日のことであるが、今日同じ店を見たら、もう置いてなかった。素晴らしい。
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2008年08月10日

癖になる嘘メロン

奇抜な人工毒物を目にする度に思わずにはいられない。
人は何故こういうモノを作って売ってしまうのか?

老舗カルピスの新商品「完熟メロンラテ」。まったくもってもう、どうして人は・・・
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上品なパッケージながらも、そこはかとなく漂うB級な微毒感がステキである。完熟と銘打っておいて実は果汁3%という奥ゆかしさも微笑ましい。原色のグリーンに着色されていないあたりは、さすが老舗の矜持だろうか。

意外なことに、これがなかなか美味しい。人工的なメロンの香りは、そんなに強く主張せず、しっかりとカルピスの味がしている。この安っぽい甘さが結構癖になりそうだ。何を隠そう、私はもう3本も飲んでしまった。

非国民も焼きが廻ったのかもしれない。
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2008年05月29日

甘い絶望

実はヤマガタ毒の汚染も密かに広がっている。毒物界のヤマガタ名物として知られていたパインサイダーが、このところ全国で売られているのだ。
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斯界の老舗ダイドーの復刻堂パインサイダー

「常夏の味」というコピーの文句も、そこはかとなくレトロスペクティブである。なかなか凝った演出だが、果たしてその味やいかに。

ああぁ。。。。。

あまりにも予想通りの甘さに、深く深く絶望する。今回ばかりはメーカーのせいではなく私が悪いのだ。きっとこの甘さが昭和レトロな「常夏の味」なのだ。しかし、それにしても甘い。

パイナップルの味は全くしない。ひたすら人工的な香りが鼻孔を衝く。もちろん無果汁だ。パイナップルの味がしないのに、微妙に舌がピリピリするのは、いったい何の成分なんだろう。その不毛なリアリティに、再び絶望する。
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2008年05月28日

マックスに気をつけろ

毒物飲料が警戒色を身に纏っているとは限らない。見事な保護色によって人間の飲み物に成りすましている場合もある。
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アサヒ飲料の、WANDA ZEROMAX。ぱっと見た感じは普通の缶コーヒーである。ただ、缶に大書された「糖類ゼロ」が目を引く。

いいねえ。コーヒーはブラックに限る、しかし缶コーヒーのブラックは不味いんだよなあ。

以前からそのことに不満を抱いていた私は、つい手に取ってしまった。「突き抜ける旨さ」というキャッチコピーが、なかなかソソルではないか。ようやくマトモなコーヒーが缶で飲めるようになったのかも知れない。

さっそく一口。

甘い。甘いぞ。何だ何だ何だこの甘さは。慌てて缶の裏側の記載を確認する。そこには、ああ何ということでしょう。糖類ゼロの代わりに甘味料・・・。「ちょい甘」とか「やや甘」のレベルではない。普通の缶コーヒーだとしても、相当に甘い部類に入るだろう。そして、もちろん牛乳入りだ。

そりゃあね。キャッチコピーに騙された私が悪いんだけどさ。人通りもまばらな夜明け前の路上で、がっくしとうなだれる5月の朝。それは「突き抜ける甘さ」であった。
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2008年05月17日

チバ毒の汚染が広がっているらしい

チバ県民にとってはあまりにも見慣れた日常的な飲料、マックスコーヒーに、北国の毒物ハンターが衝撃を受けている。何を今さら。

とは言うものの、私も久しく飲んでいなかったので、ちょっとチャレンジ。
いやあ、甘い。もちろん何度も飲んだことはあるし甘いのは知ってたけど、改めて目の前が暗くなる。ほとんど練乳だな、これは。もはやコーヒーの味しないし。正直なところ、チバ県民といえどもマックスコーヒーが甘すぎるということは薄々自覚しているのであって、なるべくならあまり他所には知られたくないというのが本根だろう。何を勘違いして北国でまで売っているのか。

さらに、こちらのコメント欄に寄せられたみんさんの証言によれば、甘目&どろり系が売りのエルビーも、以前からチバ県ではメジャーだったらしい。何故にチバ県民は、それほどまでに糖分を求めるのか。

やっぱり、土地柄が温和だと、人情もユルくなるんだろうか。それが甘もの志向に繋がるのかな。

チバ県民と一部のトンネルマニア以外にはほとんど知られていないが、チバ県は屈指の隧道王国だ。常軌を逸した数のトンネルが掘りまくられている。その背景にあるのが、房総半島に特有の「川廻し」という技術だ。川廻し。こちらのサイトで詳しく解説されているが、要するに、山際に沿って蛇行した川をトンネルで直結させ、干上がった川床を農地として利用するというフザケタ文化だ。江戸時代に盛んに行われたらしいが、治水土木技術として、これほどまでに「自然の力」を馬鹿にしきった発想は他に類例が無い。私も最近まで知らなかったが、これには本当に呆れた。

おまけに気候は温暖で、海では魚も鯨も獲れて、火山も無い。人間がユルいのも、むべなるかな。

しかし、マックスコーヒーは、いくら何でも甘すぎる。
posted by 非国民 at 03:57| Comment(17) | TrackBack(2) | 毒物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月07日

春の中途半端な毒物2008

今日はじめてその存在を知ったエルビーなるメーカーの、新製品らしい。
「Sinh t バナナとブルーベリー」。

sinh-to-banana-blueberry.jpg信条というほどのもんじゃないが、このサイズの紙パック飲料には手を出さないことにしている。私からすれば、どれもこれも甘いのだ。コドモの飲み物カテゴリーだ。

しかし、「バナナとブルーベリー」というチャレンジ精神に、つい眼が留まってしまった。毒系の予感が強く走る。しかも、あろうことか「まろやか練乳入り」と来たもんだ。これは間違いなく南関東毒飲調組への挑戦だ。奇しくも、コイツに遭遇したのは例の硫酸ニッケルを発見したのと同じ店だ。なんか俺に恨みでもあるのかこの店は。

だいたいバナナをジュースにしようという魂胆が気に入らない。そこに練乳じゃ、それだけでもう甘すぎるんじゃないかと思うんだけど、さてどうかしら。覚悟を決めて行ってみましょう。

ん? 結構すっきりしてるな。ブルーベリーとは異質の酸味を強く感じる。改めて箱の原材料名記載を見るとリンゴ果汁が入っている。爽やかな酸味はリンゴの貢献だろう。バナナっぽさは幸いにして薄い。ネクターみたいなネットリ感コッテリ感も無い。よくよく箱を見れば、果汁10%だ。大書された「バナナ」はこけ脅しであったか。そう思ってもう一口飲む。すっきりというよりは水っぽいという方が正しい。

名前の割には大したことの無い相手だったなあ。決して不味くはないんだけど、それでもやはり、甘すぎる点は否めない。何度も飲もうとは思わない。
posted by 非国民 at 01:17| Comment(8) | TrackBack(3) | 毒物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月01日

アロエ

 
南房総にて(ややピンぼけ)   
aroe.jpgさすがにこのサイズにまで大きくなると、熱帯植物の貫禄がある。写真では分かりにくいが2mを優に超える高さ。東京でも日当たりの良い所では花を咲かせているのを見る。

コドモの頃、ベランダにはこいつの鉢植えがあって、風邪を引くと葉っぱを擦りおろして食わされた。不味かった。苦くて、渋くて、とにかく不味い。小学校で何人かの友人に聞いてみたことがあるが「火傷すると塗られる」という人はいても「食わされる」という人はいなかった。自分の親ながら「いったいどこで、こんなしょもないこと覚えよったか」と悲しくなったものだ。

ずっと後になって、アロエヨーグルトだのアロエドリンクだのが出回り出して、最初聞いた時は正気の沙汰じゃないと思ったが、食べてみる不味くない。驚いた。緑色の部分を剥いて中の葉肉だけを使っているからだろう。私が悶絶した苦みや渋みは緑色の部分にあるようだ。それとも全然違う種類のアロエなんだろうか。

八丈島では、このアロエの花を酢の物にして食べていた。菊に似た食感で、大変美味しい。
posted by 非国民 at 05:17| Comment(11) | TrackBack(0) | 毒物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする