2023年02月04日

公開死刑

日本も死刑を公開で行えば良いのにと思う。

国内世論は圧倒的に死刑を支持しているのだから、死刑を見たいという人は多いはずだ。テレビカメラを入れて生中継すれば、途方もない高視聴率が取れるだろう。良心の呵責を微塵も感じることなく人が殺されるのを眺める機会など、そうそうあるものではない。オリンピックどころではない最強の娯楽コンテンツである。民放各社から放映権料を取れば厳しい財政の一助ともなろう。

それを野蛮だとか人倫に反するとか思うのなら、死刑など止めれば良いのである。
 
posted by 非国民 at 03:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 死刑と終身刑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月29日

あなたは人殺しを支持するか

「国民の支持」が合法的な殺人を正当化し得ると嘯く大臣の見識に呆れるばかり。

以前も書いたことだが何度でも書く。人を殺すことで問題を解決しようとする社会を私は憎む。
posted by 非国民 at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 死刑と終身刑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月08日

馬鹿に絡む

たいしてアクセスも無い辺境ブログをダラダラと書き続けているわけだが、辺境には辺境の利点というのもあって、いわゆる「お呼びでない方」が滅多に近寄らないというのは結構な利点だったりする。幸いにして、頭の悪い「定型文コメント」に煩わされる頻度は甚だしく低く、私のような性格のものには都合が良い。

それでもまあ、時折そういう方がお見えになることもある。普段なら相手にしない馬鹿コメに、たまには構ってみようか。

5年前の記事「終身刑は必要か」に先ほど付いたコメント
民主党は死刑を廃止して「仮釈放のない終身刑」にすることを主張している。
民主党は、被害者の遺族らも納めている税金で、殺人者に対して終生、食事と医療と介護を保証したいのだろう。
死刑の持つ殺人抑止効果は無くならないのだろうか。
被害者の遺族への配慮より、犯罪者への配慮を優先するのだろうか。
Posted by 民主党は日教組と在日の政党

記事本文もコメント欄における議論の流れも、全く読んでいないことは明らかだ。仮に読んでいるのだとしたら、何一つ理解していない。いずれにしても馬鹿である。

この問題提起(と呼ぶほどのものでもないが)は「犯罪被害者の遺族は受刑者の人権が蔑ろにされることを望んでいる」と勝手に前提しているわけだが、いくらなんでも当の遺族に対して失礼だとは思わないのだろうか。思わないんだろうなあ、こういう馬鹿は。

日教組と在日の悪口さえ言えれば、あとは何だっていいんだろう。馬鹿なだけではなく、下劣とも言うべきか。
posted by 非国民 at 22:08| Comment(5) | TrackBack(0) | 死刑と終身刑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月18日

人を殺す社会

またしても死刑が執行された。人を殺すことで問題の解決を図る社会を、どうしても私は好きになれない。

私たちの社会にとって宮ア勤とは何者だったのか。その答えを知ることも、もう出来ない。彼の行った犯罪行為から学ぶことなど何もない、そう言う人もいるだろうが、私は断じて同意しない。学ぶこと以外のいったい何が、私たちに可能だというのか。

それにしても「粛々と執行させて頂いた」と語る法務大臣の言葉の、何と気持ち悪いことか。いったい誰に対して何をへり下っているのだろう。そこには責任の主体を隠蔽しようという姑息な意図ばかりが垣間見える。こんな時だけ公僕面して、まるでこの殺人は社会の総意によるものだと言わんばかりである。むろんそれは一面の真実であり、私だって自分の手が汚れていないと主張するつもりは無い。だからこそ「執行させて頂いた」という言葉の気持ち悪さは堪え難い。
posted by 非国民 at 07:09| Comment(7) | TrackBack(7) | 死刑と終身刑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月21日

「あいつを殺せ」

このところニュースを見る度に、もやもやと引っかかるものがあったのだが、その違和感をやきとりさんがすっきりと書いてくれた。

   もの言う被害者(謙遜と謙譲の音楽)
各局のテレビカメラを集合させた場で、結局「あいつを殺せ」という号令をかけ続ける鋭い眼光。


そうそう。私が引っかかっていたのも、まさしくその点なのだ。
延々と流れてくるのは、要するに「あいつを殺せ」というメッセージ。

何歩か譲って、遺族が、そのような思いを抱くことは理解しよう。
だが、そのメッセージを、そのまんまメディアが増幅していてどうするのか。
ましてやそれが、事件を物語として消費しようとする浅ましい欲望に基づいているのだとしたら、これほど不愉快なことは無い。
私も、あなたも、ニュースに接する度に「消費者」として、その浅ましい欲望に加担してしまうのだから。
posted by 非国民 at 00:58| Comment(18) | TrackBack(5) | 死刑と終身刑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月22日

ケシカラン主義者

先の世論調査では、死刑制度を容認する回答が81%に達したそうである。調査方法が恣意的に過ぎるという批判は闘うリベラルさんをはじめ、多くの方がなされているので、そちらにゆずる。
私が驚いたのは、容認する回答の半数以上(複数回答)が「被害者や家族の気持ち」をその理由に挙げていることだ。

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posted by 非国民 at 18:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 死刑と終身刑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月20日

終身刑は必要か

つい先日まで、死刑に替えて終身刑(仮釈放無し)の導入を、と思っていましたが、最近になって考えが変わりました。
現在は、終身刑について条件付き賛成(本音は反対)です。続きを読む
posted by 非国民 at 03:05| Comment(26) | TrackBack(8) | 死刑と終身刑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月18日

死刑制度に犯罪抑止効果はあるのか

あちらこちらの他人様のブログで、断片的に書いてきたことですが、この際なのではっきりさせておきましょう。続きを読む
posted by 非国民 at 22:45| Comment(20) | TrackBack(3) | 死刑と終身刑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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