2006年09月08日

私の血筋は双系的に流れている

「私は武士の血筋でどうたらこうたら」みたいなことを言う人がいる。
どの血筋が、とは言わない。どうやら「血筋」と言えば父系であると、暗黙のうちに前提されているようなのだ。

私には、その感覚が、どうにもピンとこない。祖先に関する私の意識は、多分に<双系的>なのだ。
 
続きを読む
posted by 非国民 at 02:30| Comment(0) | TrackBack(1) | 歴史と文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月13日

TLGP2006

東京レズビアン&ゲイパレード2006に行ってきました。

何しに行ったんだと言われると、別に何も無いんですが、何となく面白そうなんで行ってきました。
こういうお祭りごと、わりと好きなんです。

なかなか楽しかったですよ。
今回は見るだけで終わってしまいましたが、あれは見てるよりも歩いてる方が楽しそうですね。次はもう少し早めに行って、一緒に歩いてみよう。

ただ、商業的なゲイカルチャーの表象が、いささか眼に付き過ぎたような気がします。
もっとも、ノンケの私が分かったようなことを言うのもどうかと思いますし、そもそも商業的でないゲイカルチャーというものが実態として存在しているのだろうか、という疑問もありますが。

とにかく、雨の中、関係者の皆様は本当にお疲れさまでした。
posted by 非国民 at 01:38| Comment(4) | TrackBack(0) | 歴史と文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月07日

あなたの知らない世界

ひと月ほど前に、脳内世界地図を描いて遊んでみた。
その際にすっかり忘れていたスマトラ島、その歴史と文化について、集中的に勉強している。これが、とにかく面白い。
当たり前のことだが、一から十まで知らない事ばかりだからだ。
そして、知れば知るほどに奥が深い。
脳内の地図から欠落していたところにも、やはり歴史と文化があり、人々の日々の営みがある。そんな当然の事を、今更ながら思い知る。

ふと思い付いた遊びの、思わぬ余録である。

暇な人は、自分でもやってみると良いだろう。
世界地図を描いてみて、忘れていた場所を調べてみる。
そこにはきっと、あなたの知らない世界が広がっている筈だ。
posted by 非国民 at 15:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史と文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月11日

私の脳内世界地図

こちらのコメント欄で、もぐら似のYさんに面白い遊びを教えてもらった。
日本の略地図を描かせて、描いた人の出身県をあてる、というものだ。
如実に特徴が出るらしい。千葉の人は房総半島を省略しないし、青森の人は陸奥湾を省略しない……。

さっそくやってみよう。ここは大きく出て世界地図だ。
何も見ずに、記憶だけを頼りに描いてみたのが、これ。
0000352994_img.jpg続きを読む
posted by 非国民 at 00:14| Comment(9) | TrackBack(0) | 歴史と文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月19日

“奇”な祭

奇祭の奇祭たる所以、というものを考えてみた。
 
続きを読む
posted by 非国民 at 02:05| Comment(8) | TrackBack(0) | 歴史と文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月16日

盆踊り、あるいは天使と河童

盆踊りとヤンキーの祭典は、何が違うのか。
意地になってもう少し調べてみた。そして、思い知ったのだ。
「正しい盆踊りの定義」など無いのである。
 続きを読む
posted by 非国民 at 22:58| Comment(3) | TrackBack(0) | 歴史と文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

盆踊りって、何なんだ。

まだまだ日本人のことが分からない。
そんなことを思うのは、木更津の盆踊り「やっさいもっさい」を見てしまったらかである。
あれは何なのであるか?
 
続きを読む
posted by 非国民 at 02:48| Comment(13) | TrackBack(0) | 歴史と文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月22日

田中角栄という非常識、あるいは農本主義の呪縛

gegengaさんのところで、田中角栄がちょっと話題になっていたので、以前から漠然と気になっていたことを書いてみる。
 
続きを読む
posted by 非国民 at 21:27| Comment(2) | TrackBack(1) | 歴史と文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月19日

イデオロギー装置としての万国博覧会

先日、この春に短大を卒業したばかりの若者たちを交えて飲み明かすという楽しい一夜を過ごした。
たまたま愛知万博の話になったのだが、はからずも「万博」に対する世代間のイメージ格差が露呈したのであった。
 
続きを読む
posted by 非国民 at 01:00| Comment(1) | TrackBack(1) | 歴史と文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月01日

実家はどこですか?

東京の人だけが特別にそうなのだろうか。何かと言うと「実家はどこですか」と質問してくるのである。その度に答えに窮してしまうのだが、実際に私の場合、そういうものは特に無いのである。
 
続きを読む
posted by 非国民 at 03:14| Comment(7) | TrackBack(1) | 歴史と文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする