再び映画『yasukuni』のことを書く。
来月には名古屋で上映が予定されていたが、それもバカ右翼の恫喝によって中止に追い込まれた。dr.stoneflyさんの情報によれば、なんでも映画館の社長と支配人が靖国に行ったことがないのが問題らしい(爆)。ほとほと情けなくなる。
御託はいいから、とにかくオレにも見せろ! オレが見たい映画を見たいと思うことの、いったい何が問題なのか。オレの金とオレの時間を使ってオレが見るのだ。結果、下らぬ映画であったとしても、損をするのはオレだ。それだけのことじゃないか。何の文句があるか。
だいたい、情報統制が意味をなす時代じゃないだろう。『yasukuni』という映画が作られたことは、既に多くの人が知っている。海外で高い評価を受け、話題になっていることも、みんな知っている。今さら上映を阻止したところで、どうなるものでもない。鈴木邦男さんが悲しんでいるように、右翼がバカにされるだけじゃないか。言論に対して言論で対抗出来ていないのだから、バカにされて当然だ。彼らの「交渉」は暴力団の因縁と変わりがない。
下らない映画なら、下らないと言えば良い。しかし、そう言えるのも、見る自由があってこその話なのだ。
2008年04月04日
2008年04月01日
オレにも見せろ!
映画『yasukuni』が東京では公開されなくなった。
問題作『靖国 yasukuni』続々と上映中止で…(yahooニュース,3/31)
これは政府の圧力による事実上の公開禁止ではなかろうか。
シネパトスさんやシネマートさんは、他館が上映したがらない問題作を敢えて上映する気概を持った映画館として知られている。シネパトスさんは昭和天皇を描いた『太陽』を上映したし、シネマートさんは、本国で公開禁止になった韓国映画を上映したこともある。そのような館までが続々と上映中止を決めた本当の理由は何なのか。
この作品はベルリン国際映画祭で絶賛されて世界の注目を集め、香港国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞も獲得した。話題性は十分で、興行収入が見込めないということはない筈だ。
各館ともに本当の理由を明らかにしないが、相当の政治的圧力が加わったとしか考えられない。
例えば中国で天安門事件の真実を追究するドキュメンタリー映画が作られたとして、中国国内で公開することが出来るだろうか。到底無理だと思う。政府の助成金が付くことも有り得ないだろう。
中国では出来ないけど、同じことが日本では出来る。それが日本の良いところだと、私は思って来た。それが民主主義の素晴らしさであり、民主主義の前提となる言論の自由、表現の自由の素晴らしさなのだから。
日本は中国のような国を目指すのか。
嫌な世の中になって来たもんだ。
問題作『靖国 yasukuni』続々と上映中止で…(yahooニュース,3/31)
これは政府の圧力による事実上の公開禁止ではなかろうか。
シネパトスさんやシネマートさんは、他館が上映したがらない問題作を敢えて上映する気概を持った映画館として知られている。シネパトスさんは昭和天皇を描いた『太陽』を上映したし、シネマートさんは、本国で公開禁止になった韓国映画を上映したこともある。そのような館までが続々と上映中止を決めた本当の理由は何なのか。
この作品はベルリン国際映画祭で絶賛されて世界の注目を集め、香港国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞も獲得した。話題性は十分で、興行収入が見込めないということはない筈だ。
各館ともに本当の理由を明らかにしないが、相当の政治的圧力が加わったとしか考えられない。
例えば中国で天安門事件の真実を追究するドキュメンタリー映画が作られたとして、中国国内で公開することが出来るだろうか。到底無理だと思う。政府の助成金が付くことも有り得ないだろう。
中国では出来ないけど、同じことが日本では出来る。それが日本の良いところだと、私は思って来た。それが民主主義の素晴らしさであり、民主主義の前提となる言論の自由、表現の自由の素晴らしさなのだから。
日本は中国のような国を目指すのか。
嫌な世の中になって来たもんだ。
2006年06月06日
2006年01月29日
2005年03月18日
ファミリア・プロダクション『ジュヌン - 狂気』
東京国際芸術祭の招聘で来日したファミリア・プロダクションの舞台『ジュヌン(狂気)』を観てきました。現代アラブ界でも屈指の演劇先進国チュニジアの劇団です。
http://tif.anj.or.jp/program/faml.php
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2005年02月04日
これは見逃せない、東京国際芸術祭
名実ともにパレスチナを代表する劇団、アルカサバ・シアターが、今年も東京国際芸術祭に参加します。
http://tif.anj.or.jp/program/alka.php
「占領下の物語」第2弾にして世界初演である今回の作品は『壁』。
人間の解放と共存のために闘うアーティストは「知能とギャグ」で、この難問に挑む。
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http://tif.anj.or.jp/program/alka.php
「占領下の物語」第2弾にして世界初演である今回の作品は『壁』。
人間の解放と共存のために闘うアーティストは「知能とギャグ」で、この難問に挑む。
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